1900-10's【FARIES】Parabolic Shade

1900〜10年代頃のアメリカ【FARIES】社製パラボラ型シェード（のみ）です。（ >> コチラと同型です ）
パラボラ部分は塗装が剥離されております。てっぺんは熱で（？）茶色く変色しており、他は "ブルースチール" のような青みを帯びた深く黒い鉄色で、ソリッドな地肌となっております。現状、かすかなサビがある程度ですので、今後もこれを維持しそうではございますが、塗装なども含め、お好みに応じて仕上げて下さい。

シェードの装着部は真鍮製で1898年のパテント刻印が刻まれており、"金属のテンション" を利用した "爪" 式の装着方法です。このタイプはなんといっても、この "爪" の形状がかっこいいですね。
一応、装着対象となるソケット胴体径はアメリカ標準規格の1-1/4inch（約3.2cm）となり、アメリカ製のソケットでしたら、シェード装着部の形状が "ネジ式・タイプ" でも "凸ライン・タイプ" でも問題無いので、大体の物に合うかと思います。
2枚目の、サイドからの画像内 "矢印" で示しました2箇所の "爪" が前所有者により 意図的にカットされているようですが、使用には何も問題ございません。

最後の画像はソケットへの装着例として掲載致しました。（＊撮影で使用した "凸ライン・タイプ" のソケットは付属しません）


シェード直径約17cm。深さ約7.5cm。