Around-1900's "Non-Electric" Brass Door Chime w/ Name Plate Holder

Around-1900's "Non-Electric" Brass Door Chime w/ Name Plate Holder

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商品詳細

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(*このページ最下部にも他の画像がございます。)


1900年代前後頃の電気を使わない "玄関チャイム" です。
私自身も初めて見る製品なのですが、大変な珍品かと思います。なんといってもこの、"THE・アンティーク" 感がたまらないですね。
表側(外になる方)にはキャストブラス製のネームプレートホルダーが付いております。真鍮独自の経年変色も相まって非常に重厚な印象です。
裏側は筒状のチャイムが付いております。筒の両サイドの蓋のみが鉄で、あとは全て真鍮製金メッキ仕上げとなります。

"PULL AND RELEASE" と刻まれたノブは、真鍮製のようですが、銅色しているためレッドブラスが使用されているのだと思います。ネームプレートホルダーとの色味が異なることで、より重厚感のあるアンティークらしさが出ております。
(書いてあるままとはなりますが)引っ張って離すと内バネ式により、中の軸棒がドアの向こう側にある中間部にあるブラスプレートを叩き、筒状のチャイムを鳴らします。
音も、『 ポ 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 ンッ!!』 ‥と、なかなか心地よい "丸く重厚な音" で鳴り響きます。"ちょいせま" の戸建やマンションであれば玄関用のドアベル用としても十分な音量かと思います。残響も非常に長いのですが、トップ画像で使用した画像の上下を逆にした方が、残響が長かったです。
また、チャイム自体を縦方向にして鳴らしてみましたが、この場合、中間部にあるブラスプレートが垂直に保たれないためか、歪音も混ざってしまいます。やはり横向きにし、中間部にあるブラスプレートが水平になる向きが本来の使用向きのようです。

このノブの軸が収まっている筒部分の根元(オリジナルのハンダ付け部分)がかすかにグラグラしますが、おそらく元々のものです。何れにしても設置後は固定されるため何も問題はないです。


設置箇所としてはドア用なのかもしれませんが、構造上、"宙ぶらりんのブラスプレート” がある為、このプレートの、揺れによる音の発生を考慮すると、設置するのはドアの横の壁が妥当なのかもしれません。もし、ドアに設置する場合は、バタンバタンとならずに、しっかりとした "ドアクローザー" が付いていて、スムーズにゆっくり開閉できるドア用なのかなといった感じです。

現状は4.5〜5cm厚ほどの箇所にぴったりのようですが、厚みによってはスペーサーをかませたり、軸棒を延長したりと、工夫が必要になるかと思います。
いずれにいたしましても、設置にはこういった "複雑な構造のアンティーク製品" を取り扱う上での "勘" が必要になります。
そして状況に応じて各部調整、加工、場合によっては修理やパーツ交換なども必要になる場合もあるかと思いますので、必ずご注文前にプロの施工業者さんにご相談頂き、何も問題が無いとご判断頂いた上でご注文下さい。