1910-20's "West Disinfecting Co. N.Y." Steel Mesh Box

<<↑Click to Zoom >>

1910〜20年代、ニューヨークの【WEST DISINFECTING CO.】製メッシュボックスです。
ボックスは肉厚なスチール製。黒 × 銅メッキ仕上げで、当時アメリカでジャパンカラーと呼ばれていた色です。
このメーカーは当時、 >> こちら の製品を含め、様々なサニタリー製品の製造販売を行っていた会社です。
もちろん、今回のこの製品は同社の製品の中でも "レア物" の部類の製品となります。
なんといっても中央のエンボス・プレートのデザインがかっこいいですね。

パンチ穴が無数に開けられているメッシュボックスであること、そして中からは何やら蚊取り線香のような匂いが致しますので、 >> 以前 までは、一般的なお部屋も含め、トイレやバスルーム等の壁に設置していた虫除け用のボックスだったのではないかと考えておりましたが、現地のアメリカでは "芳香剤入れ" と言われていることが多いようです。
‥ので、今現在は "芳香剤入れ" と改めさせて頂いた方が正しいようです。

現代の使用法と致しましては…
単に芳香剤をポンと入れるか、（責任は負いかねますが）お香などを焚いても良さそうです。
他にも、単なるキーボックスとしてなど‥　様々な使用方法があるかと思います。

内部は洗浄済みで、コンディションも大変良好です。


2点で設置可能で、内側の上部にスチールバネ + 爪付き式のロックが付いております。
経年使用により内部の爪の引っ掛かりはなくなっているものの、その分、上部からピンなどを差して開閉する必要はございません。ですが、タイトに開閉が可能ですので内容物の適度な重さのには耐え、より便利にお使いいただけるかと思います。