1930-40's "Machine age" Swivel Desk Chair

アメリカ【THE STURGIS POSTURE CHAIR CO】 製の1930〜40年代頃のデスクチェアです。
シンプルなラインの椅子ですが、背もたれの鋲留めなどアンティークとして中々の雰囲気です。スチールフレームはモスグリーン（深緑）塗装です。
座面より上部は回転軸により360°回転式で、調整可能部分は、座面高、背もたれ高、背もたれの前後です。
座面高は画像の状態で床から46cm程となっており、ここから7cm程の範囲で高低調整（大体、床上40〜53cm）が行えますので、ほとんどの方の身長に合わせられると思います。

深緑色のシート部分はビニールレザー（フェイク）ですが、当時物らしい凸凹柄で安っぽくはございません。2cm厚程の木ベースに、硬めのホースヘア系のクッション材が入って6cm厚程ございますので、座り心地は良好です。レザーコンディションも年代のわりに良く、経年使用程度のパイピング付近の擦れ、スポット程度で、シート自体もお尻の形にある程度伸びている為、特に神経質に使用する必要はございません。

ただ唯一、ダメージと判断出来ますのがキャスターです。1個は別物が付いておりまして、それは特に問題無いのですが、何かしらのリペアが施された結果として、内2個は360°回転動作が鈍く、手で回さないと回転しない程で、使用中の自然動作では回らない感じです。
最後の画像の様に引っぱってみると、全てのキャスターステム（軸）にビニールテープが巻かれており、抜けずらくしているのが分かります。
その処置のため、スポッと抜けたりはしませんが、内2個のキャスターは回転動作をほぼ失っておりますので『キャスターが無い "ダイニングチェアの様な感覚" で使用する』事が出来る方には、外観的なダメージは特に無く良いコンディションですのでお勧めです。
今回は、その点も考慮したお安い値段設定とさせて頂きました。
もちろん、パーツ構成上の多少のガタつきもございますが、全体的に見れば良いコンディションです。

シート・サイズ H:6cm×W:41cm×D:29cm