1930's GRAS N°222

1930年代頃のフランス製 "GRAS N°222" ウォールランプです。アーム刻印は "RAVEL" タイプです。
兄弟モデルのN°202とは"テーブル式" と "ウォール式" の違いがあり、トライアングルベース（キャスト・アイアン製）の角度 = 可動範囲が異なりますが、参考画像の様にテーブルランプとして使用しても特に支障はございません。（壁付け3点留め）
シェードはN°1054のスタンダードタイプです。GRAS グラ LAMP LAMPE
工業製品に通常は必要なナット＆ボルトパーツや、溶接ポイントなどが一切無く、無駄の無いシンプルでフランス製らしいデザイン。 特殊な機構により "ぐいっ" と簡単に各アームを動かせます。究極の機能美です。

全てオリジナルパーツ＆オリジナルペイントです。
シェードは塗装剥離後、さほどポリッシュもされておらず粗めの仕上げなので、全体とマッチしておりますが、好みに応じてポリッシュして下さい。ソケットは真鍮製 - 配線出口の木製パーツも良い味を出しております。

ダメージポイントを強いて挙げるなら、"RAVEL" 刻印の入った関節の根元のねじれ + 塗料剥げダメージかと思います。これは "RAVEL" 刻印、塗装部のスクラッチ傷と関連しているのかもしれませんが、ここの根元を支点に、大体10°くらいねじれており、それに伴いペイントが剥がれている状態です。決して柔らかくない、頑丈なスチールアームですので、現状維持出来ます。
また、あくまで根元でねじれておりますので、ショートアームの動作のテンションに影響はなく、上下しても縦方向がズレたりもせず、奇麗に高さ調整を行いますので使用には全く何も問題ございません。
他は経年の小傷＆表面汚れ程度で、全体的に良好なコンディションです。

配線は、壁付けモデルという事もあり>> コチラ << のレーヨン製ブラックを4メートル弱と、たっぷり使用しました（配線出口から315cmの長さがございます）。さらにコンセントプラグは黒色樹脂の、日本製のリプロ（ヴィンテージモデル）の物を使用しておりますので良い雰囲気かと思います。

電球は付属しませんが、使用電球はピン式のヨーロッパ球で口金サイズB22D（推奨は白熱電球で40W程度）です。入手先は東急ハンズや >>インターネット<< でのご購入となると思います。

◆SIZE◆
2本のアームを合わせた長さ：約56cm（37cm + 19cm）
1直線に伸ばした際のベース下部〜シェード先端：約77cm
シェード直径：14cm。


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