Early 1900's "COMBINATION" Door Knob & BELL 【Complete】

Early 1900's "COMBINATION" Door Knob & BELL 【Complete】

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SOLD OUT

商品詳細

1900〜10年代の "ベル内蔵式" のドアノブです。
今回のモデルは初の入荷でかなり希少な物です。ノブ上部に刻まれた "BELL" 。そして、ノブの中央に仕込まれた "PUSH" ボタンと、それぞれにエンボスマークが入っておりインパクトもございますが、なんといっても当時物らしいこのフォント・デザインが良いですね。重厚な造りで、画像の通りコンディションも非常に良好です。

"PUSH" ボタンを押すと逆側のドアノブ型ベルが『 チ〜!!』と往復分"オールドファッション" な重厚な音で鳴り響きます。"ちょいせま" の戸建やマンションであれば玄関用のドアベル用としても十分な音量かと思います(残響も長いです)。
内部には太い真鍮製のスプリングと、特殊 "半ストッパー" パーツが内蔵されておりますので、それらバネのテンション & 溜めのパワー効果により、押す時の感覚にも往復でメリハリが生まれ、 "ポッコン!" という感覚で『 チ〜!!』と往復分鳴る感じです。
一度押すと病みつきになる非常に押し心地の良い"PUSH" ボタンです。(ボタン自体は亜鉛系?の合金製です)

ドアノブは "BELL"ボタン側(中は空洞)もベル側も全て肉厚の真鍮製で 黒(焦げ茶?)× 銅メッキ仕上げ。当時アメリカで起きた東洋ブームの時にジャパンカラーと呼ばれていた色です。
特にベル側のノブを見るとよくわかるのですが、まるで "なると" の様な繊細なうねりが表現された、中でも珍しいパターンのジャパンカラーです。

そして、シャフト(軸の四角い心棒) - 【太さ約7.0 〜 7.1mm】はこのドアノブ専用のシャフトとなります。
内部にクランク用の "インナーシャフト" が入っておりますので、取り付けの際はシャフトの代用が構造上不可能なのですが、その他取り付けに必要なパーツは、これもアメリカ大手建具メーカー【SARGENT】社製の同年代のデッドストックの物が、鍵も含めて一式セットになっております。(スチール製 - ジャパンカラー仕上げ)

また、このシャフトに関しては、ラッチ側にあるシャフトを通す穴も◇穴となっていなければなりません。
ササッと調べてみた所、日本製の場合は基本的に□穴の向きとなるようで、これだと微妙に "BELL" の文字が左右どちらかに傾く結果となるため、アメリカ製の一式セットである必要がありました。

鍵に関しては、予備はございませんが、比較的アバウトな鍵ですので、町のアンティーク屋さんで似た様な凸凹の物があればそれを購入して頂き、凸凹を削るなどして予備の鍵を作成して下さい。

また、ドアの厚みに対して、シャフトの長さの調整が必要ですが "段階写真" で示しました通り、調整幅(最短〜中間〜最長)と3段階のみとなります。
もし、取り付けるドアが薄いと "インナーシャフト" と "PUSH" ボタンが飛び出た状態になりますが "インナーシャフト" には全てネジが切ってありますので、必要な長さでカット後、ボタンを取り付けていただければきれいに収まります。

現状では…
最長の状態で、付属のバックプレートを使用して3.5cm 厚位の扉にピッタリくらいの感じです。(画像参照)
そして、"ラッチの突起" の向きを見ると(たぶん)"内開き"&"右開き" なんだと思いますので、取り付けられる状況はかなり絞られるかと思います。
ここはひとつアメリカ式に内開き玄関 + 外開きスクリーンドア(網戸)にしてみるのもかっこ良さそうですね。


先述しておりますが、画像にある バックプレート、ラッチ、鍵、ストライク(これだけ USED っぽいです)、マイナス頭のネジ(形状は平頭と丸頭で2パターン、8本ある丸頭の方は2色に別れておりますが、バックプレートの四つ角の色に合わせて黒か真鍮色に合わせて使用して下さい) 
の、ほぼ全てのパーツがデッドストックの状態で付属となります。
ですが、必ずしもこれらを使用すれば問題無く設置&使用出来る物でもなく、状況に応じて各部調整や、加工、修理、場合によってはパーツ交換なども必要になる場合もあるかと思いますので、必ずご注文前にプロの施工業者さんにご相談頂き、何も問題が無いとご判断頂いた上でご注文下さい。




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