1920-30's GRAS N°203

商品詳細

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1920〜30年代頃のフランス製 "GRAS N°203" ウォールランプです。グラ LAMP LAMPE
シェードはN°1054のスタンダードタイプ。アーム刻印部は薄いですが "GRAS" タイプです。
このランプの特徴としては、水平に180°動かせる他、特殊なクリップ機構により "ぐいっ" と簡単にアームを伸ばしたり、さらにこの箇所で360°垂直回転します(ぶつかってしまったり、大きな振動が加わるとシェード辺りの重みで下方に戻る場合もございますが)。また、その先の短いアームでも角度を自由に動かせますので、様々な場所、シーンに対応可能かと思います。究極の機能美ですね。

ソケットは真鍮製 - 配線出口の木製パーツも良い味を出しております。他も全てオリジナルパーツです。


【スチールアーム&アイアンベース】
このモデルのスチールアームは、設置場所が壁の上の方が多かった為か、ランプの位置変更の際の、下からの引っ張りなど(?)でアーム自体が下方に垂れ下がリ気味に曲がっているものも多いですが、今回のものは、撮影画像でもお分かりになります通り、しっかりと壁と垂直、そして床との水平を保っております。
オリジナルの黒い焼き付け塗装は、ほぼロスする事なく残っておりますが、特に使用頻度の高い "短アーム" 表面にはかすかなスクラッチ傷などが多数ございます。ただし、全て浅く、オリジナルの塗装のままの光沢などは残っております。
上記のような使用感程度はございますが、アームの関節部の動きも非常にタイトにしっかりと動き、止まり、そしてキープしますので、全体的に良好なコンディションと言っていいか思います。


【シェード】
シェードはアルミ製のN°1054 オリジナルのままのですが、全使用者が使用時に電球の光量以外の効果が足りないと感じたのか(工場の作業台などで使用していた?)、リフレクション効果を向上させる為と思われる、シルバー塗装が内側に施されております。
本来は無塗装であるこの内側は、アルミ製の為、経年特有のマットな質感になり、光の反射の効果が落ちる場合が多く(現代ほど明るい電球が無い古い時代では電球の明るさで対応する事が出来ず)、このツヤのなくなった内側を再ポリッシュするよりは塗ってしまえ… といった具合かと思います。

また、シェード表面も内側も、画像でお分かりになります通り、何層かに塗り直されておりますので、(前塗装との)凸凹などの使用感がございます。他にも軽いへこみなどございますが、アームの "使用感程度" のコンディションと同じような感じですので、おそらくオリジナルのコンビのままかと思います。なので、これはこれで違和感が無く "アンティークな良い雰囲気" の範疇かなと思います。


配線は、黒いレーヨンのツイストコード(中古)が420cm付けられており、壁付けモデルという事もあり、配線出口から330cmの長さがございます。さらにコンセントプラグは黒色樹脂の、アメリカ製の新品で、リプロ(ヴィンテージモデル)の "リブ柄" 物を使用しておりますので良い雰囲気かと思います。

電球は付属しませんが、使用電球はピン式のヨーロッパ球で口金サイズB22Dです。入手先は東急ハンズや
>> インターネット またはご近所のホームセンターでのお取り寄せでのご購入となると思います。


◆SIZE◆
シェードを真下にし、長短のアーム一直線にした際の長さ:最短約81cm〜最長約105cm

長アームのみの長さ:最短約56cm〜最長約80cm。
短アームのみの長さ:約16cm。
シェード 直径:約14.5cm、深さ:約14.5cm。

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