PAT.1899-1902 "Cast Iron" U.S.MAIL BOX

商品詳細

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1900年初頭のキャスト・アイアン&スチール製メールボックスです。
ルックスは【THE・アメリカンメールボックス】で、恐らくこれがこのタイプの最初期型だと思います。
非常に珍しい製品なので、当店での >> 過去の入荷数 も非常に少ないモデルです。

両サイドの "表札止め" には新し目のボルト&ナットが装着されておりますので、おそらく最近まで使用されていたものかと思います。現状は一点止めとなってしまいますが、この場所にお好みで "表札" を作成して差し入れて下さい。


総重量は約5.3kgあり、フロントパーツ(扉)はフレームも含め全てキャストアイアン(鋳鉄)です。扉にはエンボスマーク(浮き文字)で【PATENTED BATES-HAWLEY PATENT JUNE 27 1899】やメーカー名等々… ズラッと入っており、かなりかっこいいです。
上部のフラップ式スロットを開いて郵便物を差し入れるようになっております。左側のスチールプレート・ロック付きなので『バチンッ!バチンッ!』と、メリハリがある開閉が行えます。
また、内部に【THIS BOX IS COMPLETELY...】とございますように、元々はアイアン製&スチール製含め全てのパーツがジンクメッキ仕上げのようです。

この、フレーム部に画像で示しました2か所のクラックがございますが、一か所に関しては補修済みのようです。試しにプラスティック・ハンマーでガッツリ何度も叩いてみましたが全くビクともしなかったので、おそらく今後の使用でも問題なく使用できるかと思います。
他、画像の通り表面にさび等ございますが、"アンティークならではのアジ" の範疇かと思います。また、今後これ以上ひどくはならないと思います。


サイド&バックはスチール製ジンクメッキ仕上げです。当時のゴミバケツなどに使用されていた製法で、頑丈な事はもちろん、耐候性もある素材でできております。トップ部分に2〜3cmほどの切れ目がございますが、この切れ目のアジは残しつつ裏からパテで修復してあるので、雨の問題などは無いと思います。
このボディ内部には珍しくオリジナルの2本のフレームがリベット止めにて這わせてありますが、どのような意図があったかはわかりません。

また、横側にフラッグが付いていた痕跡がございますので、"フラッグ付きのモデル" だったのかと思いますが、 残念なことに今回の物にはフラッグの穴だけが残っており、フラッグは欠如しております。
もしこの "フラッグ" がサイドに残っていた場合は、投函時に可動式のフラップを開いて郵便物を差し入れる事によリ、自動で "フラッグ" が揚がる仕組みなのですが、 >> 元々付いていないモデル も存在しますので、当時はオプション販売だったのかと思います。
フラッグが欲しい方は、フラッグ付きのモデルの画像を手に入れ、最下部に掲載いたしましたので、 "こちらが完品→" 画像をご参考にかんたんに作成しても良さそうです。ですがフラップとの連動式は難しいかもしれません。

そこに併せて掲載している画像のフラッグは、内部のフラップとの連動部(根元)が折れておりますが、 >> 現在在庫中の一台 となります。当店で見つけた限りでは現存する物はこの1台以外見たことがなく、ほぼ100%折れて見つかっておりますので、やはり元々の持病の様です。

◆SIZE◆
H:30cm × W16cm(突起物含まず)× D:46cm ←内寸も大体同じです。
フラップ式スロットのサイズ H:4cm×W10.5cm
総重量約5.3kg



支柱部分は付属しませんので、D.I.Yしてください。。。
下部の添付画像(*参考画像*)を掲載しましたが、個人的には木製の支柱が作りやすく雰囲気も合うのではないかと思います。

商品詳細画像 ↓