1930-40's "Seal-O-Matic" Tape Dispenser

1930〜40年代頃のアメリカ製テープカッターです。
モデル名【SEAL O MATIC】製となり、過去に一度だけ入荷した >> コチラ の前身のモデルのようで、テープカッターを数多く取り扱ってきた当店での入荷も初めてとなります。もちろん、私自身もお初見の大変珍しいテープカッターです。
キャストアイアン製らしいお尻の部分のダイナミックなエンボスマーク＆繊細なフォルムがいいですね。

ホイールはスチール製でシルバーのメッキ仕上げです。素材感としては古い缶（tin）のような感じですので、経年使用によるへこみなどございます。
一般的なサイズのセロハンテープが使用できますが、ぴったりサイズの為、脱着の際は少しだけタイト感じがしますので、ホイールを両手で回しながら少しずつセロテープを押してやって行ってください。

ボディはキャストアイアン（鋳造）製で、当時としては斬新だったであろうブルーの塗装仕上げです。
アイアンなので大きさのわりに重たいのですが、設置箇所がツルツルした面だとテープを切る際に若干滑ってズレたり致しますので、薬指を引っ掛けてカットしない（ただ引っ張ってカットする）場合は、底面に2箇所ほど小さく切ってロールしたセロテープなどを貼って下さい。
底面にはオリジナルのクッション材が残っております。

カッターの切れは良好です。カッター部分はネジがなくなってしまったようで、アメリカらしい、"カッチコチ" の非常に硬いグルーでリペアされておりますので、（←訂正：これがオリジナルのままのようでよろしいようす。）今後通常使用で取れることは無いと思います。

◆SIZE◆
H:11cm×W:7cm×D:23cm