1930's GRAS N°204 Nickel

商品詳細

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1930年代頃のフランス製 "GRAS N°204" テーブルランプです。シェードはN°1054のスタンダードタイプです。グラ LAMP LAMPE

アーム刻印は "RAVEL" タイプです。刻印を新旧で言えば、新しいものとはなりますが、当時としては斬新過ぎるほど "シンプルにデザインされた" フォントだったのではないでしょうか。
今回はニッケルプレート(シルバーメッキ)タイプとなりますが、ソケットもニッケルプレート(真鍮にシルバーメッキ)タイプのものが付いており、ジョイント部分には天然木製エンドが付いております。

メッキボディのため、経年程度のかすかなメッキのくもりや、小さな斑点状のメッキの劣化などはございますが、経年最低レベルのダメージで、私個人が見てきた同物の中でも奇麗で非常に良いコンディションです。
もちろん、すべてのボディパーツが正常に機能し、アームの動きも非常にタイトにしっかりと動き、止まり、そしてキープします。


このモデルは、"Grasの人気ランキング" の中では決して上位にランクインするモデルではございませんが、意外に玄人受けするモデルです。当時からそのような存在だったかと思いますが、それゆえ、タマ数も少なく比較的レアなモデルとなります。

他のモデルに比べてベースのデザインがより工業的なデザインとなっております。
これは2-WAYで利用できる分離式のクランプの機構ゆえのデザインとなっているうえ、ポール(棒)状の箇所にもクランプが可能なように三角の座グリが入っております。
最大の特徴は、縦でも横でも、例えばデイタイムにワークテーブルに使用していたと思えば、夜にはベッドのヘッドボードで使用する。 ‥など、およそ5mm〜48mmの厚みの場所であれば縦横の向きに関係なくどこにでもクランプができる便利なモデルです。おそらく他にここまでの "機動力" を持つGrasはないかと思います。ちなみにこのクランプ部分に、 "N°201" にあるような円盤状の "当て" のパーツは元々ございません。
アームの各部ジョイントは特殊な機構ですので、お好みの位置や角度に "ぐいっ" と簡単に各アームを動かせます。究極の機能美ですね。

このモデルの特徴を考慮し、コードの長さなどを気にせず、より簡単に移動&設置できるように今回の配線は >> コチラ のレーヨン製ブラックを5メートルと、たっぷり使用しましたので、配線出口から435cmの長さがございます。
コンセントプラグはアメリカ製の1920〜30年代頃のデザインをモチーフにしたリプロで、シンプルな "リブ入り" 。さらに、"REPLACE..." 刻印の絶縁カバー(リプロ)をお付けいたしておりますのでトータルでの雰囲気も良いかと思います。


電球は付属しませんが、使用電球はピン式のヨーロッパ球で口金サイズB22D(推奨は白熱電球で40W程度)です。入手先は東急ハンズや >>インターネット<< またはご近所のホームセンターでのお取り寄せでのご購入となると思います。


◆SIZE◆
2本のアームを合わせた長さ:約56cm(37cm + 19cm)
1直線に伸ばした際のベース下部〜シェード先端:約77cm
シェード直径:14.5cm。

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