1900's "COMBINATION" Door Knob & BELL

1900's "COMBINATION" Door Knob & BELL

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商品詳細

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1899〜1910年代(1899年の特許)の "ベル内蔵式" のドアノブです。非常に重厚な造りです。
>> 以前にも2台ご紹介させて頂いており、その内のジャパンカラーの物に関しましては、ご購入頂いたお客様のご厚意により >> コチラ でもご紹介させて頂いておりますが、この度、かなり久し振りで4回目の入荷となりました。

ただし、今回は >> 現在販売中のコチラ とは異なり、ドアノブのみとなりまして、さらに "ブラス"(金メッキ仕上げ)と "ジャパンカラー" とを併せた "ニコイチ" 製品となります。ですが、造りのクオリティや性能などは全く同じです。多少お求めやすい金額設定にさせていただきましたので、少し気楽にGETされたかった方、この機会にぜひ。


ノブ上部に刻まれた "BELL" 。そして、ノブの中央に仕込まれた "PUSH" ボタンと、それぞれにエンボスマークが入っておりインパクトもございますが、なんといっても当時物らしいこのフォント・デザインが良いですね。

そして、この刻印の指示通り "PUSH" ボタンを押すと、逆側のドアノブ型ベルが『 チ〜!!』‥と、往復分 "オールドファッション" な重厚な音で鳴り響きます。"ちょいせま" の戸建やマンションであれば玄関用のドアベル用としても十分な音量かと思います(残響も長いです)。

内部には太い真鍮製のスプリングと、特殊 "半ストッパー" パーツが内蔵されております。
半ストッパーの "溜め" & バネの "弾く" パワーの相乗効果により、押す時の感覚にも往復でメリハリが生まれ、 "ポッコン!" という感覚で『 チ〜!!』と往復分鳴る感じです。
一度押すと病みつきになる非常に押し心地の良い"PUSH" ボタンです。(ボタン自体は亜鉛系?の合金製です)

ドアノブは "BELL"ボタン側(中は空洞)は全て肉厚の真鍮製で 金メッキ仕上げ。ベル(鳴る)側も真鍮製ですが、当時アメリカで起きた東洋ブームの時にジャパンカラーと呼ばれていた色です。

そして、シャフト(軸の四角い心棒) - 【太さ約7.0 〜 7.1mm】は、特殊な内部構造を持っており、ベルを鳴らす際に稼働するクランク用の "インナーシャフト" が入っておりますので、"このドアノブ専用" のシャフトとなり、代用は構造上不可能となります。

また、ラッチ側にあるシャフトを通す穴も "■向き" ではなく、"◆向き" の穴となっていなければなりません。
ササッと調べてみた所、日本製の場合は基本的に "■向き" となるようで、これらを加工し、使用した場合は、 "BELL" の文字が微妙に左右どちらかに傾く結果となる為、アメリカ製の一式セットである必要があるかもしれません。
色々、状況が整った上でもまずはこういった "複雑な構造のアンティーク製品" を取り扱う上での "勘" が必要になります。
そして状況に応じて各部調整、加工、場合によってはパーツ交換なども必要になる場合もあるかと思いますので、必ずご注文前にプロの施工業者さんにご相談頂き、何も問題が無いとご判断頂いた上でご注文下さい。


また、ドアの厚みに対してシャフトの長さの調整が必要ですが、"デジタルノギス画像" で示しました通り、現状42MMほどの間隔となりますので、バックプレートの厚みなども計算し設置予定のドアに合うか等をご確認ください。

"段階" といたしましてはもう一段階短くできますが、取り付けるドアが薄くなるにつれ "インナーシャフト" と "PUSH" ボタンが飛び出た状態となっていきます。"インナーシャフト" のネジがを切って調整してください。


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