1920's - Early 1930's "Machine age" Swivel Desk ChairC

商品詳細

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(*このページ最下部にも他の画像がございます。)


1920〜1930年代初頭頃のスウィベル・デスクチェア(座面回転式)です。アメリカ【THE STURGIS POSTURE CHAIR CO】製です。(*下部の当時の広告画像は付属しません)

このメーカーの椅子は当店一押しアイテムとなりまして、常に探し続けているのではございますがナカナカ市場には出てこず、この度、 ‥なんと5年ぶりっ!! ‥と、ほんとかなり久しぶりの入荷となりました。

しかも、 >>過去に取り扱った同製品 よりもさらに古い1920〜1930年代初頭のモデルにも関わらず、レザーも含めて全てオリジナル(キャスターの "ホイール" のみ交換済み)で、今までの取り扱いの中でベスト・コンディションと言える非常に良いコンディションです。このレベルの入荷はなかなか難しいです。

ここまでコンディションが良いと、アメリカ聖デスクチェアの歴史的にも大変貴重な量になるかと思います。


フレームはスチール・チューブで構成されたシンプルなラインの椅子で、バックレストのアームも1本だけでニョキッ!!と無駄の無い整ったデザインです。
このバックレストの裏側に本来は【THE STURGIS POSTURE CHAIR CO】のカンパニーデカールのみが貼られるのですが、今回のものは、なんとその上からバシッ!!と、当時のオフィス家具のサプライヤーであったであろう企業【BURT and JEFFER】のデカールが重ねて貼られております。メーカーの血と汗と涙の結晶である製品になんとも大胆なことをやってくれます。ただ、これも含めて当時ものらしくていいですね。フォントデザインも悪くないです。

全てオリジナルのモスグリーン塗装。レッグの中心にある高さ調整の際のダストシューター(棒状で先端が木製)のものだけが、元からなのかは不明ですが無垢のスチール状態となっております。

この椅子の最大の特徴は、なんといってもゴッツリと大きなキャストアイアン製アジャスト・ノブによるメカニカルなルックスと、バックレスト(背もたれ)の調整度の高さです。高さや奥行きなどフォロー出来ない箇所はございません。
バックレスト(背もたれ)の可動に関してはその後の時代のデスクチェアとは異なり、ある程度は動きはするものの、腰の角度に合わせてその都度上下に動くものではなさそうです。あくまで固定型で『後ろから腰を支えるもの』という感じです。
ちなみにバックレスト(背もたれ)とは書きましたが、基本的に腰に当たるように調整するのを推奨しているメーカーです。(本来はデカールの絵に、女性が座る絵が描かれているのですが…)

他も当時物らしく全てがソリッドパーツで構成されておりますので椅子自体は同時代のものに比べてもずっしりと結構重いです。キャスターの "側" (フレーム)はオリジナルのまま、ホイールだけを同寸の、しかもデザインも酷似したものを見つけ、交換済みですので、無音で滑る様に気持ちよく動けます。
この椅子自体にダメージによるガタつきなどは一切無く、パーツ構成上の "ごくごくわずか" なレベル… 軸の高さ調整棒で言えば、最下端で1mm触れるか触れないかレベルで、販売当時からのものです。この点でも非常に良い造りです。


座面・背もたれ部分は、全てオリジナルのリアルレザー(本革)張りで、色はかなり深い "焦げ茶色" です。
内部はホースヘアー系の硬めのクッション材ではございますが、座り心地は良好です。

画像でもお分かりになります通り、オイルも何も塗っていないのに非常に照り感のある上質のレザーです。
全体的に経年最小限程度の褪色、擦れ、およびごくごく浅めの表面的なヒビ(?)はございます。
座面の方に一箇所、1cm程度の "くの字" のかすかな破れはあるものの、ダメージ部でさえ指で強く押し込んでも柔らかさ + 張りがあり、基本的にほぼ当時のまま、最良のコンディションを保っているかと思います。もちろん張り替えの必要性なども全く感じませんし、今後も全く気を使って使用する必要は無いかと思います。



◆SIZE◆
座面サイズ H:4.5cm×W:41cm×D:29cm
座面高は画像の状態で最も低くなっており、床面から44cmほどの高さとなりまして、最高で55cm程度まで上げることが可能ですので、ほとんどの方の身長に合わせられると思います。



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