1890-1910's ☆BRILLIE☆ French Wooden Wall Clock

フランス【Brillié】社の木製ラウンド・クロックです。
年代は恐らく1890〜1910年代頃の物で、木枠のオーク（楢 - ナラ）です。
ダイアルフレームには鈍い光沢を持つ真鍮を用いており、周りを小さい『マイナス頭の木ネジ』で留められております。
同じくマットな質感を持つ木部との異素材の組合せが絶妙で、不思議な存在感がございます。

今回のものは >> 過去に取り扱った同社の時計 の中でも一番古いモデルとなり、数の少ないローマ数字タイプです。
これぞ “THE・アンティーククロック” といった、アンティークの壁掛け時計を代表するモデルですね。しかも、画像の通りパーフェクトコンディションです。

このメーカーは施設や学校などで使用されていたことが多いので、その時代時代の最先端のデザインを持っております。

また、フェイスガラスには気泡混じりで、表面が波打っているアンティーク特有の “ゆらゆらガラス” です。見かけは綺麗ですが、やはりこういうディテールを見ると時代を感じますね。

画像ではわかりずらいですが時針・分針共に丸みを帯びた立体的な形状です。秒針は元々ございません。
『肉厚スチール製の文字盤』は文字盤は職人さんによるオール手書きです。すごすぎますね。
ちなみに、このメーカーはこの次の時代ではステンシル文字盤を採用しております。


ムーブメントは秒針がスムーズに動く電池式（平均月差±20秒-単三電池1本）のムーブメントに取り替えてあり、針類も加工をして全てオリジナルを使用しております。

トップには真鍮製の渋いパーツが2個付いております。本来はここから電源を取りますが、すでに電池式のため飾りです。裏面のコイル・コード2本はあえて飾りとして残しており、電池式ムーブメントの脇にそれぞれ留めてあるだけです。

◆SIZE◆
H:35cm（文字盤の直径は24cm）×D:9.5cm

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