1920's GRAS N°311 ☆フルオリジナル☆

商品詳細

1920年代頃のフランス製 "GRAS N°311"。別名 “ダブルエルボー” とも言われているテーブルタイプのランプです。("GRAS N°211" とはクランプ式か打ち込み式かで異なります)
シェードはN°1054のスタンダードタイプで、アームは "Lampe ajustable GRAS brevetée S.G.D.G." タイプの刻印が入っております。

このN°311は元々の生産数が少ない為、現在ではほとんど市場でも見かけなくなってきた大変珍しいモデルです。そして、ついにこの度 “絶滅危惧種認定” と相成りました。
ここ一年の取引市場を見ていても、円安関係は抜きと考えても値段の高騰が著しいため、買うならもう今しかございません。


シェードはダメージというダメージは無く、後ろ側に4個程度淡い塗装の液ダレは見受けられますが、ツヤ感から言って、一部のリペイント、もしくは工場出荷時からこのままだった可能性もあります。
いずれにしても9割はオリジナルペイントのままで、液ダレは後ろ側の見えない箇所にあります。

他、今回のものはアームなどに経年程度の塗装剥げなどはあるものの、全体的に大変良好なコンディションです。

細かいことですが、クリップ部の内部に噛ませてある “厚紙”(?) もそのまま残っておりますので、コードを除けばオリジナル率100%です。
また、この “厚紙” の残存がありますので各クリップ部がしっかりタイトに動きトップページのようにシェードを上に上げたまましっかり保てます。

ストレートアームが伸びたり縮んだり、上がったり下がったり、 “ダブルエルボー” 部で水平にくるくる動くので、実際の使い勝手も大変良く、ワークテーブルなどにこれが一台あるだけで重宝します。
デザイン的にも優れており、これぞ究極の機能美といった感じですね。


ソケットは真鍮製 - 配線出口の木製パーツも良い味を出しております。他も全てオリジナルパーツです。

配線は、 >> コチラ のコットン製・ブラックをたっぷりと520cm使用しましたので、アームを最短にした配線出口から370cmと、ゆとりの長さがございます。
さらにコンセントプラグはアメリカの同年代の “リブデザイン” のビンテージを使用しておりますので良い雰囲気かと思います。


電球は付属しませんが、使用電球はピン式のヨーロッパ球で口金サイズB22Dです。入手先は東急ハンズや、>> インターネット またはご近所のホームセンターでのお取り寄せでのご購入となると思います。


◆SIZE◆
シェード 直径:約14cm。
シェード直近の最短アームの長さ:約19cm。
伸縮アームのみの長さ:最短約35cm〜最長約50cm。
その下の平行アームが34cm。
立ち上がりのアームの天板からの高さ:約43cm。(←発送時はこのアームだけ抜いて梱包致します)